当院では2002年1月から2024年9月までの22年間で総手術患者数266名、総手術件数650件、年間平均30件の男性形成手術を行ってまいりました。

男性形成手術は2000年代に入ってから全国的にも増加傾向にあります。

当院においても2002年2020年の年間手術平均は17件だったところが、2021年~2024年の年間平均87件へと手術件数が急増しました。この背景として、幅広い世代でのVIO脱毛の普及や、著名人が男性形成手術を受けたことを公表していることなどの影響で若い世代が興味を持ったり身近さを感じるようになったことが考えられます。他にも、年配世代で将来の介護への配慮(包茎による衛生面)として手術を選択する方が出てきたことや、男性形成手術(包茎手術を除く)をリピートされる患者様が増えたことなどが考えられます。

男性形成手術には、シリコンボール、シリコンリング、シリコンリングバー、性器ピアス、包茎手術といった種類があります。2002年から2024年までの間に当院で行った手術では、シリコンボールを選ぶ方が4割と、最も多くなっていました。 

 

 

 

ここからは、各男性形成手術が具体的にどのようなものかを少しご紹介いたします。

【シリコンボール挿入術】

耳たぶと同じぐらいの硬さのシリコンボールを陰茎部に挿入する手術です。形状は、球円型・楕円型があり、大きさも様々です。同時に複数のボールを挿入することもできます。

 

球円型


楕円型



【シリコンリング挿入術】

シリコンリングは、陰茎にもう一つの段差を作りカリ高の効果を出すものです。小型から大型まで様々な種類があり、当院では新型のリングも取り揃えております。

2つ挿入するデザインなどについてもご相談ください。

 


小型

大型

中型

新型



【シリコンリングバー挿入術】

リングよりもパワーアップを望まれる方、通常のシリコンリングは飽きてしまったという方にお勧めです。陰茎部分を太くし、陰茎が縮むのを防ぐ効果もあります。



【性器ピアス】

男性器の亀頭や陰茎、尿道、睾丸、陰嚢など、あらゆる部分に様々なピアッシングが可能です。ご希望があれば、複数箇所のご相談も可能です。

当院で人気の性器ピアス部位は以下の通りです。

 

1位 プリンスアルバート(陰茎小帯の外側から尿道へ貫通させる)

2位 トランスクロータル(陰嚢を縦に貫通させる)

3位 ハファダ(睾丸のひだ部分)・ダイド(陰茎の先端を亀頭カリ部に貫通させる)

※2002年から2024年における件数内訳より

 

性器ピアス例


【包茎手術】

包茎とは、亀頭が包皮で覆われている状態で、主に真性包茎・仮性包茎・カントン包茎の3種に分けられます。当院では、亀頭下Vカット性感帯温存法という自然な仕上がりで機能的に問題が起こらない手術方法で行っております。

 


当院においては、男性形成手術は複数の種類を組み合わせて手術される患者様が多いです。

 

 

また、当院では幅広い世代の患者様が手術を受けられています。

 

実際に手術を受ける場合は、まず医師の診察を受けていただき、デザインの確認を行います。

周囲の環境が気にならないよう配慮した個室で手術を受けていただいております。

麻酔は一番細い注射針を使用し、しっかりと麻酔が効いた状態で手術を進めていきますのでご安心くださいませ。

 

 

男性形成をご検討中の方は、様々な男性形成手術の実績を持つ当院にぜひご相談くださいませ。